BASEが海外発送に適した住所表示に対応!
2024年11月27日(水)、BASEでの注文画面にて氏名・住所が海外発送に適した表示になりました!また海外の国ごと、エリアごとに分けた送料設定が可能となりました。
従来までは海外販売する場合はBASEでは対応しきれない部分もあったのですが、それが一気に解消されたこととなり、海外への販売も行うショップにとっては大きなアップデートになっています。
ここでは海外発送するための設定方法を解説していきます。
海外からの注文に対応するための設定方法
このアップデートはBASEのカート、受発注画面でのもののため、全てのショップに自動的に反映されます。海外発送を利用するには海外への送料設定がされていることが前提となりますので、ショップ側では「送料詳細設定 App」の設定を行います。(「送料詳細設定 App」をインストールしていない場合はインストールします。)
送料詳細設定 Appの設定画面に進む
送料設定画面にて、「+ 配送方法を追加」発送方法の選択で「海外配送方法」を選択し、海外発送に利用する配送方法の名前、説明を入力します。
海外向けの配送方法を決め、国/エリアごとの送料を設定する
この名称はカート画面にて表示されますので、英語での表記にしましょう。上の画像では、海外発送に郵便局のEMSを利用する想定で「EMS」としています。
次に送料設定では「海外一律」または「地域別送料」を選択します。
「地域別送料」はその名の通り、世界中のエリアごと、国ごとに送料を設定することができます。梱包のサイズや重量により、EMSであればEMSの送料計算シミュレーションにて1つ1つ調べていくことができます。
地域ごとに送料を算出するのは手間のかかる作業ですが、アジア、北中米といった大きなエリアに分けて共通送料とすることもできます。
これはショップの考え方によりますが、海外販売では為替変動によっても日本円での売上自体が流動的に変わっていきますので、送料についてはある程度の違いを許容して一括で設定しても良いでしょう。
その究極は「海外一律」の設定で、ショップとしては分かりやすくなると思いますが、例えばアジア圏と北米圏では送料が大きく違うため、やはりアジア、北中米といったエリアごとに設定しておくことをおすすめします。
注文画面にて国を選ぶと住所形式が切り替わるのを確認
「海外配送方法」が1つでも設定できた段階で、ショップのカート画面をチェックしてみましょう。
お届け先情報の先頭に国選択のセレクトボックスが表示されます。ここで選択した国に応じて、住所の入力形式が切り替わるのが確認できると思います。
カート画面の言語が日本語のままでは分からないのでは?と感じるかもしれませんが、「英語・外貨対応 App」がインストールされていれば、アクセスしている人の端末環境に合わせて自動で英語表示になります。
以上の設定で、ショップにとっては全てこれまでのBASEのシステム画面のまま、世界中の住所に対応したオンラインショップ運営ができるようになりました。